康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1122 ページ)
【申集下】【衣部】褫;康熙筆画:16;頁碼:1122 頁上段 23。『唐韻』池爾切、『集韻』『韻会』丈爾切、音「豸」に同じ。衣を奪うの義。『易経・訟卦』に「鞶帯を賜うも、終日に三たび之を褫ぐ」とあり。『疏』に「三たび奪わる」という。また『集韻』丑豸切、音「?」に同じ。義前と同じ。また『広韻』に「衣の綿絮を織る」を指す。また演爾切、音「酏」に同じ。福の義。また相支切、音「斯」に同じ。余支切、音「移」に同じ。義前と同じ。また『韻会』直吏切、「値」の去声に読む。解き放つ、脱ぐの義。『荀子・非相篇』に「礼を極めて而して褫ぐ」とあり。『注』に「直吏反と読む」という。また『広韻』直離切、『集韻』知馳切、音「馳」に同じ。敷物を指し、また褫毡ともいう。考証:『荀子・非相篇』「礼を極めて褫ぐ」。『注』に「去声に読む」とある。謹んで原文に照らし、去声に読むを改めて「直吏反」とす。