康熙字典解説
【唐韻】に「敕鳩切」と読む。これは「㩅」字の本義である。【説文解字】には「引く也」と釈す。版本によっては手偏の「抽」とするものあり、また禾偏の「㩅」とするものあり。詳しくは「抽」の条の注を参照されたい。 また【集韻】に「留切」と読み、「儔」と同音。また「力竹切」と読み、「六」と同音。義は同じ。 また「力救切」と読み、「溜」と同音。築牆する時に土を敷き広げるをいう。【詩経・小雅・椓之橐橐】の箋に曰く、「椓とは即ち㩅土を指す」。疏に解説して曰く、「㩅とは、手にて物を平らにならすを称するなり」。○陸徳明の音義によれば、なお上文の平声と入声との三読を用いる。