康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 920 ページ)
【未集中】【糸部】絀;康煕筆画:11;頁碼:920 頁上段 25。『広韻』『集韻』に「竹律切」とあり、音は「窋」に同じ。『説文』に「縫い補う」と解す。『玉篇』に「縫い綴る」と解す。『史記・趙世家』に「却冠秫絀」と見える。〔註〕徐広曰く、『戦国策』は「秫縫」に作り、これも縫い補うの別称なり。古字は多く仮借するゆえ、「秫絀」と書く。これ大概その女工の針仕事粗悪なるをいう。また『荀子・非相篇』に「緩急嬴絀」とあり。〔註〕屈伸の意なり。また『集韻』に「敕律切」とあり、音は「黜」に同じ。義も同じ。また「黜」に同じ。『礼記・王制』に「不孝者は、君これを爵をもって絀す」と見える。〔註〕絀とは、貶し退けるの意なり。考証:『説文』は元々誤って「絳也」と作る。謹んで按ずるに、原文の「絳」を「縫」に改むべし。『史記・趙世家』の「却冠秫絀」。〔註〕徐広曰く、戦国は秫縫に作る。謹んで按ずるに、原文の「戦国」の下に「策」の字を増補すべし。