康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 582 ページ)
【辰集下】【歹部】殠;康煕筆画:14;頁碼:582 頁 30 行。【唐韻】【集韻】【韻会】尺救切、音臭。【説文】腐気なり。【玉篇】物の傷みて気を出すなり。【前漢・楊王孫伝】其の穿つこと下に泉に及ばず、上に臭気を泄さず。又【楊惲伝】単于、漢の美食好物を得て、之を殠悪と謂う。又【集韻】許救切、音嗅。義同じ。又【広韻】【集韻】许久切、音朽。臭なり。【集韻】或は省きて臰と作る。【韻会】本は殠と作り、通じて臭と作る。【左伝・注疏】臭は気の総名にして、元より善悪の称に非ず。既に善気を香と謂えば、則ち専ら悪気を臭とす。殠の字は歺に従って作る。考証:【楊惲伝】「単于、漢の美食好物を得て、以て殠悪と為す」。謹んで原文に照らし、「以て…と為す」を「之を…と謂う」に改む。