康熙字典解説
【広韻】では直廉切、【集韻】では持廉切と注音され、音は「詗」と同じ。【説文解字】には「微熱なり」と釈されている。また【広韻】【集韻】では徒甘切と注音され、音は「談」と同じ。意義も同じである。さらに「燎焼」の意味もある。また【集韻】では夷斟切と注音され、音は「淫」と同じ。【揚子・方言】には「明るし」と釈される。時に「烎」と書く。【正字通】にいわく、【説文解字】において【詩経】の「忧心㶣㶣」を引用しているが、【詩経】にはこの句はなく、あるいは「炎炎」の異体字であろう。氏の【九経考異】に「忧心如惔」と記す。【韓詩】は「炎」と書き、【説文解字】は「㶣㶣」として「如惔如焚」とする。【韓詩】および【漢書】の引用は「如」を用いており、「炎」の字をもって証するに足りる。「烎」の字はもと「幵」の下に「火」を加えて作った。