康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1340 ページ)
【戌集上】【門部】闖;康煕筆画:18;頁碼:1340 頁 08 行。『唐韻』『韻会』『正韻』に「丑禁切」、音は「」。『説文』に「馬が門の中から突然飛び出すさま」とあり、「門」の中に「馬」を組み合わせた会意字にして、また象形の意を兼ねる。読みは「郴」に似る。また「首を出すさま」をいう。『公羊伝・哀六年』に「門を開けば、公子陽生が首を出しているのが見えた」とあり、注に「闖とは、首を出すさまなり」とある。また『玉篇』に「時に覘と作る」とある。『韓愈・同宿聯句』に「儒家の門庭は開かれていながら、姦邪の輩はあえて首を出して窺うことをせず」とあり、ここはいずれも「窺う・察看する」の義をもって用いる。また『集韻』に「丑甚切」、音は「踸」とあり、『公羊伝・哀六年』の「闖然」の釈文には「また丑衽反と音す」と注される。さらに『集韻』に「癡林切」、音は「琛」で、義は同じ。