康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 963 ページ)
【未集中】【耒部】耡;康煕筆画 13;頁碼 963 頁下段第 16。『唐韻』床倨切、『正韻』床祚切、音「助」に同じ。『説文』に曰く、殷の世、七十にして耡の役に服す。耡とは、民力を借りて耕種せしむる税制なり。『博雅』に曰く、耡はすなわち税なり。『正韻』に曰く、殷の税なり。按ずるに、今は通じて「助」と書く。また『周礼・地官・里宰』に曰く、歳時に当りて耡に於いて耦耕を組織し、以て農政を管領す。〔注〕杜子春曰く、耡は「助」と読み、互いに相助くるの義なり。鄭康成曰く、耡は里宰の治所なり。漢代の街弾の室のごときものにして、ここに耦耕を組織して相互に助けしむるが故に、この名を借りて称するなり。〔趙明誠『金石録』〕昆陽城中の漢代街弾碑に記載す、周には耡と称し、漢には街弾と称す、すなわち今の申明亭なり。また『周礼・地官・遂人』に曰く、「興耡」の政をもって百姓を利す。〔疏〕耡はすなわち助なり。百姓を発して互いに相助けしむるなり。また『韻会』に曰く、床魚切、音「鋤」に同じ。義も同じ。