康熙字典解説
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【酉集上】【言部】讖:康煕筆画 24、頁碼 1187 第 18。『唐韻』に楚切、『集韻』に楚譖切、『韻会』『正韻』に楚禁切とあり、去声に読む。『説文』に「応ずるなり」とあり。徐曰く、「凡そ讖緯の説は、皆将来応ずべき事を預言するなり」。『六書故』に「未来の吉凶の徴を預言するの言なり」。『釈名』に「微なり」とあり、その義微妙なり。『史記・趙世家』に「公孫支これを書きて蔵し、秦の讖由此して出づ」とあり。『後漢書・光武帝紀』に「宛人李通等、図讖を以て光武を勧む」とあり。註に「讖とは、天命・符命を預言するの書なり」という。また『晋書・武帝紀』に「泰始三年、星気・讖緯の学を禁ず」とあり。また『集韻』に叉鑑切とあり、音は搀の去声に同じ。「懺」に同じく、過ちを悔ゆるの義なり。按ずるに、懺悔の「懺」は本より心旁に従うべし。『集韻』強いて同じと為すは非なり。また葉に楚獻切とあり、音同じ。『山海経・堪魚軨軨獣賛』に「其れ出ずれば大水有り、天下大困す。豈に其れ妄に降るや。亦た讖に応ずるなり」とあり。俗に""と作るは非なり。