康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 536 ページ)
【唐韻】薄庚切、【集韻】【韻会】【正韻】蒲庚切、音は彭。【説文解字】に弓弩を助くる器と釈す。「榜」の字と同じ。
又【集韻】【韻会】晡横切、音は祊。義同じ。
又【李舟・切韻】北孟切、祊の去声に読む。船を漕ぎて進むを指す。【楚辞・九章】に「斉しく呉榜して汰を撃つ」とある。
又【広韻】に榜人は船夫を指す。【張協・七命】に「榜人采菱の歌を奏す」と記す。
又【韻会】に鞭または竹板をもって打つを指す。【史記・張耳伝】に「数千を榜笞し、身に撃つべき所なし」と記す。
又【唐韻】【集韻】【韻会】【正韻】補曠切、音は謗。義同じ。
又【唐韻古音】彼朗切、【集韻】補朗切、【韻会】【正韻】補曩切、邦の上声に読む。木片を指す。
又標榜し宣揚することを指す。【後漢書・李膺伝】に「膺廃錮され、士大夫互いに相標榜す」と記す。
又科挙の及第者または官吏登用の名次を掲示した名簿を指す。【杜牧・登第詩】に「平明に榜を放ちて未だ花開かず」とあり、【唐書・選挙志】に「裴延齢吏部のために長名榜を作り銓注の法を定む」と記す。【徐鉉説】に俗に「牓」と書くは非なりとす。