康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 427 ページ)
【卯集中】【手部】拜;康煕筆画:9;頁碼:427 頁 02 行
古文【唐韻】博怪切【集韻】【韻会】【正韻】布怪切、擺の去声。字は重文。【説文】揚雄の説に「拜は両手より下る」とあり。【礼・郊特牲】「拜は服するなり、稽首は服すること甚だし」。【疏】「拜とは服順するなり」。【周礼・春官・大祝の九拝を辨ず】稽首は頭地に至るなり。頓首は頭地を叩くなり。空首は頭手に至るなり、いわゆる拝手これなり。吉拝は拝して後に顙を稽す。凶拝は顙を稽して後に拝す。奇は奇偶の奇と読み、一拝を謂う。褒は報と読み、再拝これなり。粛拝は但俯して手を下すなり、今の時の揖これなり。振動は戦慄変動の拝なり。【詩詁】一、稽首は首を下して地に至り稽留して乃ち起つを謂う。二、頓首は手を下し首を地に置いて即ち起つを謂う。三、空首は手を下し首地に至らざるを謂う。四、振動は恐悚迫蹙して手を下すを謂う。五、吉拝は雍容として手を下すを謂う。七、奇拝は礼再び拝せざるを謂う。八、褒拝は答拝を謂う。九、粛拝は身を直にし容を粛にして微かに手を下すを謂う、今の婦人の拝のごときなり。また膜拝は両手を挙げて地に伏して拝するなり。【天子伝】「膜拝して受く」。また【荀子・大略篇】「平衡を拝曰う」。【注】磬折を謂い、頭と腰平なるなり。また朝廷官を授くるを拝と曰う。【史記・淮陰侯伝】「大将を拝するに至りて乃ち信なり」。【後漢書・左雄伝】「拝除流のごとく、欠けること百数を動かす」。また屈するなり。【詩・召南】「蔽芾たる甘棠、翦る勿れ、拝する勿れ」。【詩詁】枝を下に攀ぐること人の拝するがごし。また草名。【爾雅・釈草】「拜は蔏藋」。【注】疑うらくは即ち商陸ならん。本は〔某字〕に作る。【六書正訛】また〔某字〕に作る。