康熙字典解説
【五音集韻】は「式招」を反切とし、読みは「焼」と同じ。太上老君の作で、【亳州老君碑】に見える。【五音類聚】において張道忠が注を加えて言うには、字形は「一」「内」「火」より成る。「一」は坎卦を表し水を象り、「内」は人体内に水と火を兼ね備えることを示す。外なる薪に頼って燃やすのではなく、自らの内部の水火を用いて自ら焼き煉り雑質を除き、清浄純正を求め、丹砂を炼化して、自らの心性をして耗散せしめず、以て大道を成就すれば、長生久視・石のごとく永く固かるべき術を得べし。〇按ずるに、【字彙】はこの字を「焼」と同しとし、【正字通】は「炳」と同しとすれども、その音は「焼」と同じきも義に微細の差あるを知らず。ましてや「炳」と同しと言うに至っては、全く根拠なきことなり。