康熙字典解説
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【辰集中】【木部】析;康煕筆画:8;ページ:515 第 08。古文。【唐韻】先撃切。【集韻】【韻会】先的切。【正韻】思積切。音は錫。【説文】木を破るなり。【詩・斉風】薪を析ぐること如何、斧に非ずんば克くすべからず。一に曰く、折るなり。又分くるなり。【書・堯典】厥の民析ぐ。【孔安国伝】丁壮は功に就き、老弱は分析す。又剖析す。【晋・陶潜・移居詩】疑義相与に析ぐ。又【史記・律書】寅を析木と曰う。又国名。【書・禹貢】崐崙・析支・渠捜。又地名。析城、冀州に属す。又邑名。【左伝・僖公二十五年】秦、析を取る。又【尸子】虹蜺を析翳と為す。又【類篇】相支切、音は斯。【周礼・天官・醢人】饋食の豆に析ぐ。又草名。張揖曰く、析は燕麦に似たり。又平声。【唐韻】息黎切。【史記・五帝紀】析支・渠廀。【索隠】鮮支・渠捜と作る。鮮と析は音相近く、古は鮮を斯と読む。又息例切、音は賜に近し。【後漢書・西羌伝】賜支に浜す。【注】賜支とは、禹貢に所謂る析支なる者也。考証:【書・禹貢】「析支・渠捜・西戎」。謹んで原文に照らして「崐崙・析支・渠捜」に改む。